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用語解説
暦Wiki
貞享暦 (じょうきょうれき) / 大和暦
†
暦法:
貞享暦
選者:
渋川春海
期間:貞享二年(1685)〜宝暦四年(1754)の70年間。前は
宣明暦
、次は
宝暦暦
。
定数:
定朔
、
平気
、
破章法
、
歳差
。
1恒星年=365.256696日(周天=歳周+歳差1分50秒)
1太陽年=365.241696日(歳周、
授時暦
の値に
消長法
を適用したもの)
1朔望月= 29.530590日(月朔)
1近点月= 27.554600日(転終)
1交点月= 27.212220日(交終)
特徴
初めての日本独自の暦
おもに
授時暦
に準拠しますが、
里差
を導入:元の首都である大都=北京と京都の里差を5刻、すなわち時差1.2時間あるいは経度差18度としました。
冬至と近日点のずれ
を考慮:
日行盈縮
の基点=近日点を冬至から6度44.5分 (暦応) 離れたところにしました。
関連ページ
†
参考文献
内田正男『日本暦日原典』雄山閣 (1975)
季節/雑節とは?
季節/二十四節気の定め方
近日点の移動
月の満ち欠け/月の暦の大と小
歳差
時刻/日本の本初子午線
授時暦
渋川春海
消長法
宣明暦
太陰太陽暦
太陰太陽暦/進朔
太陰太陽暦/日本の暦日データベース
太陰太陽暦/日躔
中秋の名月とは/十三夜
昼夜の刻数
昼夜の刻数/半昼夜分
二十八宿
宝暦暦
没日
歴史/日本の暦
歴史/日本の暦/2.渋川春海と貞享暦
歴史/日本の暦/3.徳川吉宗と西洋天文学、宝暦暦