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平均太陰日†
- 月の南中時刻の間隔
- 太陽と月が同時に南中したとします。
- 24時間後、地球は太陽に対して1回転しふたたび南中しますが、月が南中するためにはさらに自転する必要になります。
- したがって、月の南中時刻の間隔は1日よりも長くなることがわかります。
- 平均太陰日とは月の南中時刻の間隔の平均値です。
- 上図で、1朔望月後、太陽と月は再び同じ方向に来ます。
- この間、地球は太陽に対して29.5回、月に対しては1回少ない28.5回自転していることになります。
- したがって、月の南中時刻の間隔=月に対して1回自転=29.5日/28.5回≒1.035日≒1日+50分が1平均太陰日となります。
- つまり、月の南中時刻は毎日平均約50分ずつ遅くなっていくことになります。
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Last-modified: 2020-05-27 (水) 16:47:36