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月の出入りと満ち欠け†
- 月の出入りは太陽の動きと月の満ち欠けをあわせて考えると理解しやすいでしょう。
- 夕方、日の入りのころ、太陽は西の空に沈みます。
- 朔 (新月) の場合は太陽と同じ方向にあり、西の空に沈んでいきます。
- 上弦の場合は月は南の空にあります。
- 望 (満月) の場合は太陽と反対方向にあり、東の空から昇ってきます。
- 下弦の場合は見えません。
- 朝、日の出のころ、太陽は東の空から昇ってきます。
- 朔 (新月) の場合は太陽と同じ方向にあり、東の空から昇ってきます。
- 上弦の場合は見えません。
- 望 (満月) の場合は太陽と反対方向にあり、西の空に沈んでいきます。
- 下弦の場合は月は南の空にあります。
- 月の出入り・南中と満ち欠けの関係をまとめるとこのようになります。
満ち欠け | 出 | 南中 | 入り |
朔 (新月) | 朝 | 昼 | 夕 |
上弦 | 昼 | 夕 | 夜 |
望 (満月) | 夕 | 夜 | 朝 |
下弦 | 夜 | 朝 | 昼 |
季節の要件†
- 上記のような考え方では、月の出入りが何時になるのか正確にはわかりません。
- 新月(朔)では月と太陽は近くにいますから、
- 春秋分のころには太陽と同じく赤道付近にいるので、月の出は6時ごろ、月の入りは18時ごろになります。
- 夏至のころには夏の太陽の軌跡をたどるので、月の出は6時よりも早く、月の入りは18時よりも遅くなります。
- 冬至のころには冬の太陽の軌跡をたどるので、月の出は6時よりも遅く、月の入りは18時よりも早くなります。
- 満月(望)では月は太陽の反対側にいますから、
- 春秋分のころには太陽と同じく赤道付近にいるので、月の出は18時ごろ、月の入りは6時ごろになります。
- 夏至のころには冬の太陽の軌跡をたどるので、月の出は18時よりも遅く、月の入りは6時よりも早くなります。
- 冬至のころには夏の太陽の軌跡をたどるので、月の出は18時よりも早く、月の入りは6時よりも遅くなります。
関連ページ†
Last-modified: 2022-07-11 (月) 19:13:28