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皇極暦†
- 暦法:隋書巻十八 志第十三 律暦下
- 選者:劉焯
- 期間:実施されず。
- 定数:定朔、平気、破章法、歳差。
- 676年に249回のうるう月=8361朔望月
- 1恒星年= 17037076(周数) ÷46644(気日法)=365.257611日
- 1太陽年= 17036466.5(歳数)÷46644(気日法)=365.244544日
- 1朔望月= 36677(朔実) ÷ 1242(朔日法)= 29.530596日
- 1近点月= 62356(終実) ÷ 2263(終法) = 27.554574日
- 1交点月= 1朔望月×5458(復月)÷5923(交数)= 27.212222日
- 特徴
- 張冑玄らの反対により実施はされなかったものの、北朝の破章法・張子信の日行盈縮とそれによる定気、南朝祖沖之の歳差・何承天の定朔を導入する革新的な暦法でした。
- 実施されなかった暦法で正史に記載されているものは皇極暦だけです。
- 南北朝時代は独立に発展を遂げてきた暦理論がここに集大成、唐代の暦法に多大な影響を与えることになりました。
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Last-modified: 2016-11-25 (金) 14:14:54