暦Wiki
昼や夜の長さの季節変化†
- ここでは日の出から日の入りまでの時間を昼、その反対を夜とします。
- その間の時々刻々の太陽の高度はこのように変化します。
- 季節により太陽の南中高度は変化します。
- これは先のグラフが上下に変化することに相当します。
- 南中高度が高くなる (グラフが上に) → 昼は長く、夜は短くなります。
- 南中高度が低くなる (グラフが下に) → 昼は短く、夜は長くなります。
- この変化の度合いは緯度によって異なります。
- このように、昼や夜の長さは冬至や夏至を境に、対照的に変化します。
- 絶対に夏至や冬至の日がピークになるかといえば、
- 仮に夏至や冬至の瞬間が0時ちょうどだとすると、前後どちらの日が長い(短い)かきわどくなることは容易に想像がつくでしょう。
- 確かに夏至や冬至を含まない日のほうが長く(短く)なることもないわけではないですが、その場合でも違いは秒未満であり、有意な差にはなりません。
- したがって、夏至や冬至がピークになるといっても差し支えないでしょう。
- なお、冬至や夏至ごろの日の出入り時刻は変化が小さいため、分単位で表した時刻で引き算すると、見かけ上冬至や夏至でない日が最も長く(短く)なってしまうということはよくあります。
関連ページ†
- こよみの計算
- オプション - 出入りでグラフを選択し、日の出入り・南中時のGoボタンを押すと昼の長さのグラフを描けます。
Last-modified: 2022-07-12 (火) 14:44:18