暦Wiki
1日の長さ†
- 1日は地球の自転に大きく関係していますが、地球が1回自転しただけでは1日になりません。
- ある地点で太陽が南中し、その後地球が空間に対して1回自転したとします。
- その間にも地球は公転により移動しているため、まだ太陽は南中しません。
- 1日*1が経過する=太陽がふたたび南中するには、地球が公転で動いた分だけ、余計に自転しなければならないのです。
- 平均的には、空間(春分点)に対して自転するのにかかる時間が23時間56分、余計に必要となる自転にかかる時間が4分ほどです。
もしも自転と公転の周期が同じなら†
ところ変われば日も変わる†
- このように、「1日」を考えるには自転だけでなく、公転も考慮する必要があります。
- 水星
- 公転2回=自転3回の関係があり、2回公転するとふたたび太陽の方向を向きますが、その途中で太陽の方向を向くことはありません。
- つまり、2水星年が1水星日になります。
- ただし、自転軸が交点面にほぼ垂直なので季節変化はなく、単に長い昼と長い夜になるだけです。
- 金星
- 公転の向きと自転の向きが逆で、半周ちょっと公転したあたりで、ふたたび太陽のほうを向きます。
- 1周公転したときにはまだ太陽の方を向きませんが、その少し後で向くようになります。
- したがって、1金星年は2金星日弱です。
- ただし、自転軸が交点面にほぼ垂直なので季節変化はなく、単に長い昼と長い夜になるだけです。
- 月
関連ページ†
Last-modified: 2022-07-11 (月) 16:29:10