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元嘉暦 (げんかれき) / 建元暦†
- 暦法:宋書巻十三 志第三 律暦下
- 選者:何承天
- 期間:
- 中国では宋の元嘉二十二年(445)〜斉(建元暦)を経て、梁の天監八年(509)の65年間。その前は永初暦、次は大明暦。
- 日本でいつから用いられていたかについてははっきりしません。儀鳳暦との併用期間を経て、続日本紀の始まる文武天皇元年(697)からは儀鳳暦におきかわりました。
- 定数:平朔、平気、章法
- 1太陽年= 222070(紀日)÷ 608(紀法)=365.24671日
- 1朔望月= 22207(通数)÷ 752(日法)=29.530585日
- 1交点月= 1朔望月×939(会月)÷(939+80(朔望合数))=27.212188日
- 特徴
関連ページ†
- 参考文献
- 内田正男『日本暦日原典』雄山閣 (1975)
- 藪内清『中国の天文暦法』平凡社 (1969)
Last-modified: 2016-09-01 (木) 21:05:23