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五紀暦 (ごきれき)†
- 暦法:唐書巻二十九 志第十九 暦五
- 選者:郭獻之
- 期間:
- 中国では唐の宝応元年(762)〜建中四年(783)の22年間。前は大衍暦、次は正元暦。
- 日本では天安二年(858)〜貞観三年(861)までの4年間、大衍暦と併用。次は宣明暦。
- 定数:定朔、平気、破章法、歳差。
- 1恒星年= 489442.70(乾実)÷ 1340(通法)=365.25575日
- 1太陽年= 489428(策実) ÷ 1340(通法)=365.24478日
- 1朔望月= 39571(揲法)÷ 1340(通法)=29.530597日
- 1近点月= 27 + (743 + 5 / 37)÷ 1340=27.554578日 (転終)
- 1交点月= 27 + (284 + 3767 / 10000)÷ 1340=27.212221日 (交終)
- 特徴
関連ページ†
- 参考文献
- 内田正男『日本暦日原典』雄山閣 (1975)
- 藪内清『中国の天文暦法』平凡社 (1969)
Last-modified: 2016-09-01 (木) 21:07:50