暦Wiki
米国暦†
- The American Ephemeris and Nautical Almanac for the year 1855 (1852年刊行開始)
- 1849年に設立されたNautical Almanac Officeが編纂を担当します。
- Part Iはグリニジ子午線を基準とする航海用の暦で、月別に並べられています。このPart Iを中心に分冊した米国航海暦も刊行されました。
- The American Ephemeris and Nautical Almanac for the year 1912
- The American Ephemeris and Nautical Almanac for the year 1916
- 1911年の国際会議を受けて、国際的な協力体制のもとで作られました。
- Part Iが月別配列から天体別配列に変更、以後米国暦と米国航海暦のフォーマットは別物となり、それぞれの用途に特化していきます。
- The American Ephemeris and Nautical Almanac for the year 1925
- The American Ephemeris and Nautical Almanac for the year 1960
- The Astronomical Almanac for the year 1981
- 名称も現在の"The Astronomical Almanac"に統一されました。
航海用への特化†
- The Almanac for the Use of Navigators for the year 1858
- 米国暦のうち、航海用のPart Iを中心に分冊した航海暦です。
- The American Nautical Almanac for the year 1882
- 名称を"The American Nautical Almanac"に変更しました。
- The American Nautical Almanac for the year 1916
- 米国暦とは異なるフォーマットで刊行されるようになり、航海用への特化が始まります。
- 天文航法では天体暦ほどの精度は必要としませんので表示桁を減らす一方、太陽の位置は2時間ごとに与えるなどの工夫がなされています。
- The American Nautical Almanac for the year 1932/1934
- 1932年暦の月、1934年暦の太陽・惑星より、グリニジ時角の併記が始まりました。
- The American Nautical Almanac for the year 1950
- 航空暦にならい、均時差・赤経併記を廃止してグリニジ時角のみに変更、同時観測に便利なよう各天体の情報を日別に集約しました。
- The American Nautical Almanac for the year 1958
- The Nautical Almanac for the year 1960
- 名称も現在の"The Nautical Almanac"に統一されました。
航空用への特化†
- 1920-30年代 航空暦の試作
- The American Air Almanac for the year 1941 (刊行開始)
- 航空暦ではより短時間で計算をすることが必要なため、赤経の代わりにグリニジ時角を導入しました。
- 天体は日別に集約され、1ページずつ切り離しても使えます。
- The Air Almanac for the year 1953
- 英国との航空暦共同出版開始、名称も現在の"The Air Almanac"に統一されました。
関連ページ†
Last-modified: 2019-06-21 (金) 15:59:27