暦Wiki
英国暦†
- The Nautical Almanac and Astronomical Ephemeris for the year 1767 (刊行開始)
- The Nautical Almanac and Astronomical Ephemeris for the year 1834
- 1832年にNautical Almanac Officeが設置され、個人の尽力に依存した体制から組織的な編纂体制へ変貌しました。
- クロノメーターの普及をふまえて平均太陽時を導入したほか、天体暦としての利用もふまえて精度の向上・航海とは関わりのない天文情報の充実が図られるなど、内容が大幅に拡充されています。
- The Nautical Almanac and Astronomical Ephemeris for the year 1896
- The Nautical Almanac and Astronomical Ephemeris for the year 1907
- The Nautical Almanac and Astronomical Ephemeris for the year 1925
- The Nautical Almanac and Astronomical Ephemeris for the year 1931
- それまで月別に並べられていた航海者向けの情報(Part I)を天体別に整理しました。
- The Astronomical Ephemeris for the year 1960
- "The Astronomical Ephemeris"に改称。米国との共同出版開始、名称は異なるものの内容は米国暦と同じになりました。
- The Astronomical Almanac for the year 1981
- 名称も現在の"The Astronomical Almanac"に統一されました。
航海用への特化†
- The Nautical Almanac and Astronomical Ephemeris for the year 1896 Part I
- 英国暦のうち、天体の位置や月距など、天文航法に必要な情報をPart Iとし、それだけ切り離した冊子を刊行し始めました。
- The Nautical Almanac, Abridged for the Use of Seamen for the year 1914 (刊行開始)
- 分冊ではなく、航海用に特化した暦の始まりです。天文航法では天体暦ほどの精度は必要としませんので表示桁を減らす一方、太陽の位置は2時間ごとに与える、惑星は4惑星を見開きでまとめるなどの工夫がなされています。
- The Nautical Almanac, Abridged for the Use of Seamen for the year 1929
- 均時差、平均太陽の赤経に代わりE, Rを掲載しました。これはそれぞれを12時間ずつずらすものであり、1925年の天文時 → 常用時をふまえての変更でしょう。
- The Abridged Nautical Almanac for the year 1952
- 航空暦にならい、赤経の代わりにグリニジ時角を導入、同時観測に便利なよう各天体の情報を日別に集約しました。
- The Abridged Nautical Almanac for the year 1958
- The Nautical Almanac for the year 1960
- 名称も現在の"The Nautical Almanac"に統一されました。
航空用への特化†
- The Air Almanac for the year 1937 (刊行開始)
- 航空暦ではより短時間で計算をすることが必要なため、赤経の代わりにグリニジ時角を導入しました。この方式は1952年に航海暦でも導入されます。
- The Air Almanac for the year 1953
- 米国との航空暦共同出版開始、名称も現在の"The Air Almanac"に統一されました。
関連ページ†
Last-modified: 2022-11-30 (水) 17:30:51