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暦要項

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備考1:予報地点の経緯度

平成23年の暦要項より、日食や月食の予報地点を暦象年表「各地の日出入」に合わせました。これまでに使用してきた国内の主な場所、およびその経緯度は以下の通りです。

関連コンテンツ)「暦象年表に採用される経緯度について」「暦の改訂について」
那覇 福岡 京都 三鷹 東京 仙台 札幌
予報地点の経緯度の変遷
地名 経度緯度備考
那覇 平成23年〜127° 40′26° 13′世界測地系(各地の日出入と共通、標高は考慮しない)
平成16〜22年127° 43′ 53.5″26° 13′ 05.1″世界測地系(那覇市弁ヶ岳、標高165.6m)
平成14、15年127° 44′ 00.2″26° 12′ 51.0″日本測地系(〃)
福岡 平成23年〜130° 24′33° 35′ 世界測地系(各地の日出入と共通、標高は考慮しない)
平成16〜22年130° 25′ 31.9″33° 37′ 36.9″世界測地系(九州大学農業気象教室屋上観測ドーム跡、標高11.0m)
〜平成15年130° 25′ 40.3″33° 37′ 25.1″日本測地系(〃)
京都 平成23年〜135° 45′35° 01′ 世界測地系(各地の日出入と共通、標高は考慮しない)
平成16〜22年135° 47′ 36.0″34° 59′ 37.9″世界測地系(花山天文台45cm赤道儀、標高233.7m)
昭和39〜平成15年135° 47′ 46.2″34° 59′ 26.3″日本測地系(花山天文台30cm赤道儀、標高233.7m)
〜昭和38年135° 47′ 45.3″34° 59′ 26.5″日本測地系(花山天文台30cm赤道儀、標高222m)
三鷹 昭和40〜平成2年139° 32′ 23.8″35° 40′ 15.7″日本測地系(東京天文台65cm赤道儀、標高68.2m)
東京 平成25年〜139° 44′ 28.8869″35° 39′ 29.1572″世界測地系(港区麻布台旧東京天文台子午環中心跡、標高は考慮しない)
平成23〜24年139° 44′ 28.8759″35° 39′ 29.1572″世界測地系(〃)
平成16〜22年139° 44′ 29.27″35° 39′ 27.7″世界測地系(港区麻布台旧東京天文台大子午儀跡、標高25.0m)
〜平成15年139° 44′ 40.9″35° 39′ 16.0″日本測地系(〃)
仙台 平成23年〜140° 52′38° 16′世界測地系(各地の日出入と共通、標高は考慮しない)
平成16〜22年140° 50′ 21.1″38° 15′ 36.8″世界測地系(東北大学構内子午儀、標高153.0m)
昭和61〜平成15年140° 50′ 33.4″38° 15′ 26.1″日本測地系(〃)
〜昭和60年140° 52′ 33.1″38° 15′ 03.8″日本測地系(東北大学構内赤道儀、標高36.4m)
札幌 平成23年〜141° 21′43° 04′世界測地系(各地の日出入と共通、標高は考慮しない)
平成16〜22年141° 21′ 10.2″43° 02′ 43.8″世界測地系(札幌市立天文台20cm赤道儀、標高33m)
昭和39〜平成15年141° 21′ 23.5″43° 02′ 35.0″日本測地系(〃)
〜昭和38年141° 20′ 42.0″43° 04′ 28.0″日本測地系(北海道大学物理教室11cm反射望遠鏡、標高の記載無)

備考2:国民の祝日の変遷と暦要項

国民の祝日は「国民の祝日に関する法律」の改正に伴い変遷しています。暦要項は前年に発表されるため、一部掲載されていない国民の祝日や休日があります。

昭和 平成
「国民の祝日に関する法律」の変遷と暦要項
公布 (施行)概要暦要項での対応
昭和23年07月20日 (即日) 国民の祝日に関する法律:昭和2年勅令第25号は廃止され、祝日は9日となる。  
昭和41年06月25日 (即日) 建国記念の日(政令で定める日)、 敬老の日(9月15日)、 体育の日(10月10日)を追加。 昭和43年から対応 (昭和41年昭和42年は発表済み)
昭和41年12月09日 (即日) 建国記念の日を2月11日とする。 同上
昭和48年04月12日 (即日) 第3条第2項を追加、祝日が日曜日の場合に翌日が休日となる。 休日は昭和64年から対応
昭和60年12月27日 (即日) 第3条第3項を追加、国民の祝日にはさまれた日は休日となる。 休日は昭和64年から対応
平成元年02月17日 (即日) 天皇誕生日を12月23日に変更、みどりの日(4月29日)を追加。 国民の祝日のみを平成元年2月28日に掲載
平成07年03月08日 (平成08年01月01日) 海の日(7月20日)を追加。 平成09年から対応 (平成08年は発表済み)
平成10年10月21日 (平成12年01月01日) 成人の日を1月第2月曜日に、 体育の日を10月第2月曜日に変更 平成12年から対応
平成13年06月22日 (平成15年01月01日) 海の日を7月第3月曜日、敬老の日を9月第3月曜日に変更。 平成15年から対応
平成17年05月20日 (平成19年01月01日) みどりの日を5月4日に変更、昭和の日(4月29日)を追加、第3条第2項と第3項も改定 平成19年から対応
平成26年05月30日 (平成28年01月01日) 山の日(8月11日)を追加。 平成28年から対応
平成29年06月16日 (令和元年05月01日) 天皇誕生日を2月23日に変更。 令和02年から対応
平成30年06月20日 (令和02年01月01日) 体育の日をスポーツの日に改名。
令和02年に限り、海の日は東京オリンピック開会式前日の7月23日、スポーツの日は開会式当日の7月24日、山の日は閉会式翌日の8月10日となる。
令和02年から対応
令和02年12月04日 (令和02年12月28日) 令和03年に限り、海の日は東京オリンピック開会式前日の7月22日、スポーツの日は開会式当日の7月23日、山の日は閉会式当日の8月08日となる。 Web版の令和03年暦要項のみ改訂

備考3:日月食の用語

昭和45年(1970)以前の暦要項では、日食月食の状況を以下のように表記していました。

暦要項で使われる日月食の用語対照
近年 食の始め皆既の始め食の最大皆既の終り食の終り
以前 初虧(しょき)食既(しょっき)食甚(しょくじん)生光(せいこう)復円(ふくえん)