暦Wiki
- ΔTは地球時 TTと世界時 UT1の差として定義されます。
ΔT=地球時(TT)−世界時(UT1)
- 地球時が定義される以前は、暦表時 ETと世界時 UTの差、または地球力学時 TDTと世界時 UT1の差で定義されていました。
ΔT=暦表時(ET)−世界時(UT)
ΔT=地球力学時(TDT)−世界時(UT1)
- これらの量には連続性がありますので、意味は変わりません。
ΔTの決定†
- ΔTは地球の自転変動を観測することによって決定することができます。
- 自転変動から世界時(UT1)が決定され、その結果ΔTが定まります。
- 観測値のない将来やあっても精度の不十分な過去については、ΔTの予測や推定が必要になります。
- ΔT=TT−UT1=(TT−TAI)−(UTC−TAI)−(UT1−UTC)と分解できます。
- TT−TAI=32.184s
- UTC−TAI
- 1972年1月1日の時点で−10s、 以後うるう秒が挿入されるたびに1秒ずつ差が大きくなっていきます。
- UT1−UTC=ΔUT1
関連ページ†
Last-modified: 2022-11-21 (月) 14:59:02