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惑星食 (Lunar occultation of planets)†
- 現象自体は毎年のように起こっていますが、見やすいものはなかなかありません。
- 月も惑星も所詮は黄道付近にある天体ですので、ひんぱんに近づきます。
- ただし、それぞればらばらに運動するので頻度もばらばらです。
- 昼間に起こることもあります。
- 水星や金星は太陽から大きく離れることはありませんので、真夜中には起こることはありませんし、夜間に起こる場合でも高度が低くなってしまいます。
- 月の満ち欠け具合もその都度違います。
- 太陽の代わりに金星が光源になったと思えば、日食における月や日面経過における惑星が作る影と同様に理解することができます。
- 基本的には日食の場合に近く、影は西から東に移動しますし、影の軌跡=現象の見られる範囲も似たような形になります。ただし、
- 擬本影に入る=月の周りに惑星の輪が現れることはありません。
- 半影と本影の幅が近い、というかほとんど本影です。
- 本影の中では惑星が月にすっぽり隠れます。月のどのあたりに隠れるかは地球上の位置により変わります。
- 半影のなかでは惑星が月の縁を動いていきます。月の山や谷で出たり入ったりするかもしれません (接食)。
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Last-modified: 2020-05-27 (水) 21:45:53